私ども古美術・骨董えんやでは、埼玉県ふじみ野市において骨董品、古美術品、工芸品、掛軸、中国骨董品、中国古美術品、仏教古美術品、仏教絵画掛軸、朝鮮古美術、朝鮮民画掛軸、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、高麗青磁、李朝白磁、唐物骨董品、唐物書画掛軸、安南古陶磁器、南蛮古美術品、桃山古陶磁器、桃山古書画掛軸、現代工芸品、人間国宝(重要無形文化財保持者)などの工芸品、文化勲章受章者の作品、現代美術品などの買取・査定・鑑定を行っております。ふじみ野市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。















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埼玉県ふじみ野市は住宅地として知られる一方で、美術や工芸の世界とも深い縁を持つ土地です。中でも金工の大家として名を残すのが、重要無形文化財「彫金」保持者であり人間国宝の増田三男(1909–2009)です。
彼は金・銀・真鍮を素材に、打ち出しや象嵌を駆使した作品を制作し、植物や動物のモチーフを格調高く表現しました。富本憲吉から受けた影響を基盤に、独自の造形を追求した業績は今も評価され続けています。
さらに、彫刻家「石川光明(1852–1913)」は牙彫や浮彫に優れ、明治期から大正期にかけて国内外で高い評価を得ました。彼の作品は海外博覧会でも受賞を重ね、日本の工芸が世界へと羽ばたく契機となったことでも知られています。コレクターの間では現在でも需要があり、保存状態の良い作品は高額で取引されることがあります。
漆芸分野では田口善国が重要な存在です。松田権六のもとで研鑽を積み、蒔絵を中心に独創的な作品を生み出しました。漆工芸は保存に手間がかかるため、状態の良い品は希少性が高く、査定時に強く評価される傾向があります。
一方で、ふじみ野市やその周辺では、鈴木長吉や長野垤志、内藤四郎、原清、田口義明、増村紀一郎といった作家名も伝承されています。十分な資料が残されていないため詳細は不明な部分が多いものの、金工や釜師、漆芸などの分野で活動していたとされ、地域の工芸史に厚みを加える存在といえます。
このように、ふじみ野市は工芸や彫刻の世界にゆかりのある地であり、骨董品買取においても確かな眼識が求められます。古い工芸品や彫刻作品が思いがけない価値を持つ場合もあるため、ご自宅に眠る品々を整理される際は、古美術骨董えんやにご相談下さいませ。
【骨董市場で人気の美術品および工芸品】
古陶磁器・蒔絵漆芸品・時代人形・篆刻・彫刻(木彫・象牙・サンゴ・ブロンズ)・染織・刀剣・金工(金・銀・鉄・銅製品)・ガラス・木竹工芸品・截金・武具や甲冑・仏教美術品・現代美術工芸品・掛け軸・屏風・手鏡・画帖・和本・印籠・根付
【ヨーロッパの現代美術工芸品】
陶磁器:バーナードリーチ、ルーシーリー
ブロンズ彫刻:パブロ・ピカソ、オーギュスト・ロダン、ジャン・コクトー、オシップ・ザッキン
ガラス:エミール・ガレ、ナンシー・ドーム、ルネ・ラリック、アルジー・ルソー、アルマリック・ワルター
そのほか、中国の元・明・清時代における、書画掛軸や陶磁器、文房四宝(硯、墨、筆、筆洗い、文鎮、筆架、硯屏、印材、筆筒など)や中国仏教美術、青銅器をはじめチベット金銅仏と呼ばれる、希少価値な骨董品の買取もおこなっております。安南古陶磁器や南蛮古美術品、中国玉工芸品、中国堆朱工芸品などの売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。