京田辺市茶道具買取査定

　実は京都府の南部に位置する京田辺市には、千利休によってもたされた侘茶こと「茶の湯」のルーツが眠ります。そのカギを握る人物こそ一休宗純です。そして京田辺市には、一休宗純が晩年を過ごした酬恩庵もあります。一休宗純といえばアニメ「一休さん」のモデルとなった僧侶。禅の教えを“とんち”で説いていくストーリーを見て育った人も多いはず。そんなお茶の間に親しまれている一休さんですが、実は大僧侶の地位まで上り詰めた偉人として歴史に名を刻んでいます。

　若くして臨済宗の門を叩き、同宗大徳寺派の大本山である大徳寺の最高住職を務めた一休宗純。20以上の小寺を抱える大徳寺は、大徳寺町と地名になるほどの規模を有します。そのほか侘茶の創始者こと村田珠光の参禅や千利休の墓を持つなど、茶の湯とも関わりの深い寺院です。参禅を機に親交を築いた村田珠光とは師弟関係に至り、一休宗純の教えによって侘茶を確立したという茶道研究家は少なくありません。その因果を顧みると、侘茶を完成させ世に広めた千利休が、大徳寺に眠るのも合点がつきそうなところです。なお一休宗純の墓は、終の棲家となった酬恩庵にあります。

　茶道具買取えんやでは、茶の湯のルーツが眠る京田辺市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。又、千利休を祖とする三千家（表千家・裏千家・武者小路千家）の家元が使用するお茶道具を創作する千家十職の作品を積極的に買取しております。

【茶道具売却における千家十職一覧】
・永楽善五郎
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶椀や土風炉を専門に製作

・中村宗哲
茶道具の塗師を専業とし、12代目と13代目は女性が襲名したことで話題になった

・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる

・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などの製作を専業とする袋師

・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師

・奥村吉兵衛
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師

・楽吉左衛門
楽焼の茶椀を作る茶椀師として、歴代の楽家当代が襲名する名称

・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号

・大西清右衛門
400年以上の歴史を有する京釜師。1993年に16代目が襲名した

・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作

　表千家や裏千家が「点前（てまえ）」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。長い歴史の中で使われてきた茶道具はさまざまな種類があり茶碗・釜・盆・風炉先屏風・柄杓・水指・水注薬缶・茶巾・茶筅・袱紗ばさみ・茶巾筒・香合・袱紗・建水・茶杓・茶器・蓋置・台子・菓子器・掛け物・花入など多岐にわたります。

　茶道具は歴史を有するものですが、京田辺市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。

　実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、京田辺市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。

　まずは買取専用フリーダイヤル０１２０－８０８－８９６またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。