私ども古美術・骨董えんやでは、埼玉県志木市において骨董品、古美術品、工芸品、掛軸、中国骨董品、中国古美術品、仏教古美術品、仏教絵画掛軸、朝鮮古美術、朝鮮民画掛軸、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、高麗青磁、李朝白磁、唐物骨董品、唐物書画掛軸、安南古陶磁器、南蛮古美術品、桃山古陶磁器、桃山古書画掛軸、現代工芸品、人間国宝(重要無形文化財保持者)などの工芸品、文化勲章受章者の作品、現代美術品などの買取・査定・鑑定を行っております。志木市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。















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埼玉県志木市は、実業家であり“数寄者”として知られる松永耳庵(松永安左エ門)と縁のある地です。耳庵は戦前から戦後にかけて志木駅前に東邦産業研究所(東京試験所)を設立し、のちに敷地を慶應義塾へ寄付しました。この事実は市の記録にも残されており、地域史の一部となっています。
耳庵は、書画や掛軸を蒐集したことでも知られています。東京国立博物館には寄贈品の中から「床に飾る掛軸」が展示された実績があり、また福岡市美術館では松永コレクションを用いた展覧会で、掛軸や巻物の表具(仕立て)に焦点をあてた企画も行われています。尾形乾山の《花籠図》(重要文化財)をはじめ、耳庵が選んだ書画は今も公的機関で紹介されています。
掛軸の査定では、筆線や墨の調子、印章の刻み方、箱書の真贋などが重要です。さらに、裂地や軸先といった仕立ての素材や保存状態も、作品の価値を左右する要素です。とりわけ日本美術の伝統には、絵巻や書巻を断片化して掛軸に仕立てる古筆切(断簡)があり、由緒が確かであれば一幅でも高評価につながります。
志木市には耳庵ゆかりの歴史が残り、地域に大切な書や掛軸が受け継がれている可能性もあります。表具が傷んだ品や作者不詳の作品であっても、専門家が適切に見極めることで新たな価値が明らかになるかもしれません。大切な骨董品を手放す際は、経験豊富な鑑定士が在籍する古美術骨董えんやにご相談ください。
【骨董市場で人気の美術品および工芸品】
古陶磁器・蒔絵漆芸品・時代人形・篆刻・彫刻(木彫・象牙・サンゴ・ブロンズ)・染織・刀剣・金工(金・銀・鉄・銅製品)・ガラス・木竹工芸品・截金・武具や甲冑・仏教美術品・現代美術工芸品・掛け軸・屏風・手鏡・画帖・和本・印籠・根付
【ヨーロッパの現代美術工芸品】
陶磁器:バーナードリーチ、ルーシーリー
ブロンズ彫刻:パブロ・ピカソ、オーギュスト・ロダン、ジャン・コクトー、オシップ・ザッキン
ガラス:エミール・ガレ、ナンシー・ドーム、ルネ・ラリック、アルジー・ルソー、アルマリック・ワルター
そのほか、中国の元・明・清時代における、書画掛軸や陶磁器、文房四宝(硯、墨、筆、筆洗い、文鎮、筆架、硯屏、印材、筆筒など)や中国仏教美術、青銅器をはじめチベット金銅仏と呼ばれる、希少価値な骨董品の買取もおこなっております。安南古陶磁器や南蛮古美術品、中国玉工芸品、中国堆朱工芸品などの売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。