紀の川市西洋アンティーク、不用品買取査定

　和歌山県紀の川市の強みといえば、農業力を生かした果樹栽培の生産数。近年はインバウンドの起爆剤として、フルーツの商品戦略にも力を入れているようです。2018年に完成した貴志駅前の観光ショップの活躍もあり、インバウンド数も前年比の約5万人増を記録しています。

　一見すると急ごしらえに感じるかもしれませんが、実は古くから国際交流が盛んな紀の川市。戦前、北米への移民者が多かった歴史を有する紀の川市では、現代にわたり日系2世や3世との交流が続いています。こうした国際交流は人や物資のみならず、「芸術文化の逆輸入」といったケースも少なくありません。彫刻家の保田龍門も、かつて渡米し現地で彫刻を学んだ1人です。

　一方、近年は南米の和歌山県人会の活動が顕著で、ブラジルで開かれた記念式典では、和歌山県知事をはじめとする総勢75人の関係者が参加しています。また2019年には和歌山市内でも初の記念式典が行われ、今までに前例のない交流として話題になりました。これらを踏まえると、積極的に海外文化を取り入れたり、アンティーク品を多く所有していたりする人が、紀の川市に多いのもうなずけそうなところです。

　アンティーク買取えんやでは紀の川市を対象とした、西洋アンティークの査定・鑑定・買取を実施しています。扱うジャンルも、ガラス・陶磁器・ドール・レース・ブロンズ工芸品・銀製品・家具、と幅広いのがアンティーク買取えんやの強みです。

【ジャンル別の代表例】
ガラス：エミール・ガレ、ナンシー・ドーム、ルネ・ラリック、アルジー・ルソー、アルマリック・ワルター、オールドバカラ
陶磁器：オールドマイセン、KPM、オールドセーブル
ドール：ジュモー、ゴーチェ、ブリュ
家具：ガレ、マジョレル

【西洋アンティークの知っ得コラム】
元来、陶磁器は中国に見られる東洋発祥の文化であり、その歴史も紀元前7000年ころと気が遠くなるような長さです。中国に次ぐのが日本で、それでも3世紀ころだといわれています。ではヨーロッパにおける歴史はというと、実は1700年代に入ってから。まだ300年と意外に歴史は浅いのです。中国における陶磁器は当初、紅陶や彩文土器を祖としていました。それが次第に白磁や青磁などの器に変わっていき、1700年代のヨーロッパでは白磁の製造技術が躍進を遂げます。

　中でも頭角を現したのが、現在では西洋白磁の最高峰との呼び声が高いマイセンです。ドイツ・マイセン地方が本拠地とするマイセン陶磁器は、「国立マイセン磁器製作所」で製造されています。2本の剣が交差するロゴの「双剣マークコレクション」をはじめ、「ブルーオニオン」「インドの花」といった“皿やティーカップ”が代表作です。1800年代には黄金期を築き、西洋アンティーク界を席巻しました。現代では名実ともに、世界トップクラスの陶磁器として評価されています。

　こうしたマイセンの活躍もさることながら、当時のヨーロッパでは中国の影響力が非常に高かったようです。それを示すものとして、中国の英語表記「china」が挙げられます。実はこのchinaとは本来、磁器という意味を持つ単語です。当時の中国の技術が抜きん出ていたことから、そのまま中国名として用いたとされています。現にマイセンは、中国仕様の作品が多いことでも有名です。今後も西洋アンティークと中国陶磁器は、切っても切れない関係が続いていくのかもしれません。

　自慢の逸品を売却されるなら、ぜひアンティーク買取えんやに買取査定をご用命ください。紀の川市まで出張させていただき、買取いたします。

　また、「現代ヨーロピアン」や「アメリカン」といわれる現代工芸品の買取も大歓迎です。陶磁器の有名どころではマイセンをはじめ、ヘレンドやセーブル、ロイヤルコペンハーゲン、ウェッジウッドが挙げられます。ガラスに関してはバカラやモーゼル、サンルイ、マイセンクリスタルなどが、買取品目の代表例です。カントリーグッズ、ファイヤーキングやアメリカン雑貨、一般的なブランド品・贈答品といった買取査定も行っております。

　もし売却希望品の判断に迷うようでしたら「これは家のアンティーク」と思うものでも構いません。そのほか「美術館で見た」「百貨店で購入した」「海外土産」など、幅広いアンティーク作品に対応しております。早急に売却をご希望される場合は、その旨をお伝えください。精一杯の対応をさせていただきます。

　まずは買取専用フリーダイヤル０１２０－８０８－８９６またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。和歌山県紀の川市にお住いの方からの査定買取のご用命をスタッフ一同お待ちしております。