私ども古美術・骨董えんやでは、福岡県福岡市博多区において骨董品、古美術品、工芸品、掛軸、中国骨董品、中国古美術品、仏教古美術品、仏教絵画掛軸、朝鮮古美術、朝鮮民画掛軸、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、高麗青磁、李朝白磁、唐物骨董品、唐物書画掛軸、安南古陶磁器、南蛮古美術品、桃山古陶磁器、桃山古書画掛軸、現代工芸品、人間国宝(重要無形文化財保持者)などの工芸品、文化勲章受章者の作品、現代美術品などの買取・査定・鑑定を行っております。福岡県福岡市博多区への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
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福岡市博多区は、古くから大陸との交流によって発展してきた港町です。中世には宋の商人などが行き交う国際貿易都市として栄え、室町時代には中国や朝鮮、琉球との交易を担う商人が活躍しました。戦乱で荒廃した後も、豊臣秀吉による「太閤町割り」を経て町が再建され、江戸時代には五ヶ浦廻船による国内交易も盛んになります。博多は、武家町とは異なる商人の町として、独自の文化を育ててきました。
こうした歩みを持つ博多区では、中国や朝鮮半島から伝わった陶磁器、青磁、白磁、仏教美術、金工品のほか、国内各地との取引を通じて入った古伊万里、唐津焼、漆器、染織品などが、商家や旧家に伝わっている可能性があります。品物だけでなく、荷札、商標、帳面、船運に関する記録、古地図、書状なども、博多の交易と商いを伝える資料になり得ます。
博多の昔の暮らしを知る場所として、「博多町家」ふるさと館があります。館内では、博多の歴史や文化、商家に伝わった民具、博多織や博多人形などの伝統工芸が紹介されています。
現在のご家庭でも、帳場で使われた硯箱や算盤、祝いの席に用いた漆器、反物を納めた箱、博多織の帯や裂地、博多人形、祭礼に関わる提灯や法被などが、家の歴史とともに保管されていることがあります。日用品に見える品でも、屋号、製作者名、年代、使われていた場所が分かれば、地域の暮らしを伝える骨董品として見方が変わります。
博多出身の工芸作家としては、近代木彫を代表する山崎朝雲が挙げられます。上京後は高村光雲に師事し、日本彫刻会の結成にも参加しました。伝統的な木彫に写実的な表現を取り入れ、近代彫刻の発展に大きな役割を果たしています。博多区の東公園に立つ銅造亀山上皇像も、山崎朝雲が木彫原型を制作した作品です。
博多区のご家庭には、山崎朝雲の木彫やブロンズ像のほか、弟子や同時代の彫刻家による作品、展覧会図録、購入時の記録などが受け継がれている可能性があります。木彫作品では、底面や台座の銘、共箱、由来書が作者を確認する手がかりになります。
博多区の骨董品には、海外交易、商家の暮らし、寺社文化、伝統工芸、近代美術といった複数の歴史が重なっています。古い器や掛軸だけでなく、木箱、包み紙、由来書、購入時の記録が、品物の年代や伝来を知る重要な手がかりになることもあります。見た目だけでは判断しにくい品も、家の中で一緒に保管されてきた資料を含めて確認することで、本来の価値や文化的な背景が見えてきます。
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