浜口陽三の価値と相場を知るなら古美術骨董専門買取えんやグループへ

長谷川潔が復興させた銅版画技法の一つマニエール・ノワール（黒の技法）を学び進化させたカラーメゾチントと言う新たな表現方法を用いて銅板版画作品を制作し芸術に目の肥えた世界アート業界で名を残した版画作家として世界的に高い評価を得た版画作家です。

作品のモチーフとして多く取り扱われていたのが、ブドウやさくらんぼ、くるみなどの小さな果物や貝、そして蝶などの小動物を図面構成を広く使い、、小さな対象物が際立つ効果を生み出しています。控えめな色調が、その小さな対象物を引き立て、視覚的な魅力を高め独特な作品を描いております。代表作として、「西瓜二切」「突堤」「蝶と太陽」があげられますが、この３作品は国立国際美術館に所蔵されております。

絵画買取えんやでは、浜口陽三が生前発表した1953年以降の作品を中心に日本全国を対象に出張買取させて頂きます。

浜口陽三の買取は絵画買取えんやにお任せください。

鑑定人	遠藤大祐
出身高校	法政二高 [ 野球部OB ]
出身大学	法政大学社会学部
趣味	歴史の勉強及びゴルフ
特技	鑑定及び野球・囲碁
加盟団体	東京商工会会員／東京美術倶楽部桃李会会員／東京美術倶楽部親和会会員／全国美術商連合会会員／東京美術倶楽部桃椀会会員／東京美術倶楽部笹塚会

新たな版画技法カラーメゾチントを確立した銅板画家【浜口陽三】

浜口陽三は、1909年に和歌山県で生まれました。1645年に東京美術学校の彫塑科に進学し、1930年に大学を中退し、パリに渡った浜口陽三は、油彩や水彩に加えて銅版画など、多岐にわたる創作活動に取り組みました。パリで様々な創作活動を経験しました。
戦後に銅版画制作を本格化し、カラーメゾチント技法を独自に発展させ、国際的な展覧会で多くの賞を受賞しました。1981年にサンフランシスコに移住し、15年間活動を続け、その後帰国。

浜口陽三の略歴

1909年	和歌山県に生まれる。
1927年	東京美術学校彫刻科入学
1930年	東京美術学校を中退、フランスに渡仏。
1937年	自由美術家協会の結成に参加。最初の銅版画「猫」（ドライポイント）を制作。
1953年	再び渡仏。本格的に版画制作を始める。
1954年	現代日本美術展で佳作賞を受賞。
1955年	カラーメゾチント作品の制作を始める。
1957年	サンパウロ・ビエンナーレで大賞を受賞。
1981年	和歌山県文化功労賞を受賞。
1986年	勲三等旭日中綬章を受章。
2000年	逝去

鑑定人が教える浜口陽三の作品価値と相場

浜口陽三の作品が市場に出て来るのは他の版画家に比べると圧倒的に少数であると感じます。その理由は浜口陽三の作画は長い間パリやサンフランシスコで行われていたことに起因します。私自身浜口陽三の作品と出会うのは交換会やオークションが大半です。
したがって是非とも私自身で買取をさせていただきたい作家の1人なのです。また、浜口陽三の作品は多種多様が特徴でもあり価格も数万円のものから100万円を超える作品まで幅広いのも特徴と言えます。

浜口陽三作品の査定ポイント

1. 浜口陽三作品の一番の査定ポイントは、何のモチーフが描かれているか？が重要です。世界的にも評価の高い「さくらんぼ」「蝶」「くるみ」などは、数十万以上の査定額になる可能性があります。

2. 通常の版画作品の場合は、刷った順にエディション番号を記載していきますが、浜口陽三は、エディションンナンバーを記載するルールとして、後で刷った作品でも仕上がりが良ければ若い番号を付けています。したがって若い番号であればあるほどに価値が高いのです。

3. 浜口陽三作品の査定でメインになるのは、人気モチーフとカラーメゾチントを用いた作品であるかどうかです。本格的に版画制作を開始する前は水彩画・油彩画なども制作はしていますがカラーメゾチントに比べると価値は見劣りします。

浜口陽三作品を高く売るなら絵画専門の専門店にご依頼ください。

カラーメゾチントと言う独自の表現方法を確立した浜口陽三は、創作活動の多くを海外でおこなっていた為に日本での流通は殆どありません。又、1996年に日本に帰国しますがその際に持ち帰った作品はヤマサコレクション施設と美術館に寄贈されているため市場に出回る事も無かったと考えられます。もし、浜口陽三とご縁があり直接作品をもらったり、海外で購入し自宅に保管している方がいらっしゃいましたら絵画買取専門のえんやに売却をご検討ください。

浜口陽三作品をご売却頂いたお客様のお声

浜口陽三の版画を売ろうと思いネットで探しました。えんやさんは絵画の買取実績が多そうだったのと出張できてくれるのが決めてです。

（６０代　女性）

社長のYouTubeです。あれを見てここだなと思いました。

（６０代　女性）

自宅にお見積もりに来てくださった際も当方の思いに親身になって考えてくださって感謝しております。主人が早くに亡くなり残された品（絵画等）を大切に保管することも私の役目と思いましたが、いつかは手元から離れていくものなので。心の整理ができました。

（５０代　女性）

浜口陽三の絵なら1点でもいいですよと、自宅は田舎なのですが出張に応じてくれたのが決めてです。

（６０代　男性）

浜口陽三作品の査定買取時に頂くご質問

浜口陽三の絵画の価値は上がっているのでしょうか？: 浜口陽三の絵画は世界のアート市場で人気が上がっており今後も価格上昇が期待できる絵画です。
価格上昇が期待できるのはカラーメゾチント技法を用いた銅版画で、水彩画や油彩画で直筆サインがある絵画は一部価格が上昇する可能性が期待できます。図柄や技法によっても評価が変わってきます。

浜口陽三の銅版画があるのですが買取してもらう場合の手順を教えて下さい。: 浜口陽三作品は、鑑定機関などでの鑑定書取得は必要ありませんので、お電話にて出張買取をご要約下さい。
事前に概算お見積りをご希望の際は、LINE・メールにて作品やサインがはっきりと分かる画像をお送り頂ければ簡易査定にてご提示させて頂きます。

お売りした浜口陽三の絵はどうなりますか？: えんやで買取させて頂いた浜口陽三の絵画は店頭での販売や画廊が集まる交換会、会員制のオークションなど様々なルートを通じて流通させて頂きます。浜口陽三の絵画を是非コレクションしたいという希望のある方を探しております。

直接、自宅に来て頂き査定後にお断りしても大丈夫ですか？: 当店では、出張査定時にご提示金額にご納得頂けなかった場合はお断り頂いて問題御座いません。勿論、その際の出張料・キャンセル料などの費用は一切かかりませんのでまずは、お電話にてご相談ください。

出張買取の流れ

お問い合わせ・訪問日調整

お電話・メール・LINEにてお問い合わせをいただき、専門の担当者がご相談内容をお伺いし出張査定の日程を決めさせていただきます。

ご訪問

事前に、お客様と調整いたしました日程と場所に鑑定士がお伺いさせていただきます。

お品物の査定

軒先・玄関先などにて、ご要望のお品を直接拝見し査定金額をお伝えさせていただきます。

査定金額にご納得をいただきましたら、お支払いいたします。

査定金額にご納得をいただけましたら、即現金にてその場でお支払いいたします。

また、お振込をご希望の際には翌営業日にお振込みさせていただきます。

※出張料やその他費用は、いかなる場合であってもいただきません。

充実の買取項目

骨董・古美術えんやでは、浜口陽三をはじめとする絵画ジャンル以外にも幅広い美術品の取り扱いを行っております。記載のない美術品でも買取可能ですので、ご相談くださいませ。

買取対応エリア

絵画買取えんやは、浜口陽三作品を日本全国対象に出張買取させて頂きます。

北海道・東北	北海道青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県
関東	東京都神奈川県埼玉県千葉県茨城県山梨県群馬県栃木県
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東海	愛知県岐阜県静岡県三重県
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