浜田知明の価値と相場を知るなら古美術骨董専門買取えんやグループへ

第二次世界大戦後に活躍した版画家・彫刻家の一人「浜田知明」は戦後を代表する「棟方志功」「浜口陽三」「駒井哲郎」に並ぶ版画作家として日本のみならず世界的に有名な作家です。浜田知明は、人間をモチーフにした作品を数多く発表しています。彼が描く作品の原点は、5年に及ぶ戦争体験だと言えます。その経験を表現する為に用いた技法が「エッチング」と「アクアチント」です。代表作として「初年兵哀歌」・「ボタン」シリーズが有名です。
1983年からは、ブロンズ彫刻の制作も開始し自身が経験した戦場体験を表現した作品「腐っていく兵士」と「愛し合っている者でもいつかは別れなければならない」など作品を通して人間の愚かさや悲惨さ・醜さを伝えています。2,000年以降は、銅板画から離れますが、2015年（98歳）になっても創作意欲は衰えず素描を描き続けた人物です。

浜田知明の銅版画・ブロンズ像をお持ちの方で売却をご検討されている方がいらっしゃいましたら、絵画・ブロンズ像を専門に買取をおこなっております当店に是非、お声がけ下さいませ。

浜田知明の買取は絵画買取えんやにお任せください。

鑑定人	遠藤大祐
出身高校	法政二高 [ 野球部OB ]
出身大学	法政大学社会学部
趣味	歴史の勉強及びゴルフ
特技	鑑定及び野球・囲碁
加盟団体	東京商工会会員／東京美術倶楽部桃李会会員／東京美術倶楽部親和会会員／全国美術商連合会会員／東京美術倶楽部桃椀会会員／東京美術倶楽部笹塚会

戦後の日本を代表する版画家【浜田知明】

1917年に熊本県にて教育者の家庭で生まれ、東京美術学校を卒業後に洋画家の富田至誠に師事し洋画を学びます。16歳では、東京藝術大学に入学し日本洋画壇の重鎮「藤島武二」に様々な知識や技法を学びますが戦時真っ只中の時代にあり1939年～1945年までは、軍務についており、1948年より本格的に画家活動をはじめます。1951年に自身の代表作である「初年兵哀歌」を発表。その後は、国内外で数々の受賞を重ね国際的に人気を博します。

浜田知明の略歴

1917年	熊本県上益城郡高木村（現・御船町）に生まれる。
1933年	東京美術学校（現・東京藝術大学）油画科に16歳で入学。
1939年	東京美術学校を卒業し、日本軍（熊本歩兵連隊）に入隊。
1948年	熊本に帰郷し、県立熊本商業学校の教員として働きながら作品制作を行う。
1951年	自由美術家協会展に銅版画『初年兵哀歌』シリーズを出品し、注目を集める。
1954年	銅版画『初年兵哀歌（歩哨）』がルガノ国際版画ビエンナーレで受賞。
1965年	フィレンツェ美術アカデミー版画部名誉会員に任命される。
1979年	ウィーンとグラーツで回顧展を開催する。
1983年	ブロンズ彫刻に取り組み始める。
1989年	フランス政府より芸術文化勲章（シュヴァリエ章）を受章する。
1993年	ロンドンで回顧展を開催する。
2008年	イタリアのウフィツィ美術館で展示、収蔵される。
2018年	熊本市内の病院で死去（100歳）

鑑定人が教える浜田知明の作品価値と相場

浜田知明は自身の戦争体験からの思いや再び戦争を起こさないように警笛の意味を込めた作品を版画にして表現して来ました。寡作であった浜田知明の作品に出会う機会は少ないですが、ゆえに浜田の作品に出会えた時の喜びは一入です。浜田知明の銅版画、特に「初年兵哀歌」シリーズは代表作と位置付けられ、人気を博しており数十万円から100万円以上で取引されている作品もあります。
また、60歳を超えて新たに挑戦した、ブロンズ彫刻作品も人気でして100万円以上で買取できる作品もいくつか見受けられます。浜田知明をご売却の際は是非えんやまでご用命ください。

浜田知明作品の査定ポイント

1. 浜田知明の場合、人気の作品かどうかによります。代表的な例として銅版画ですと「初年兵哀歌」シリーズです。ブロンズ像ですと「ボタンを押す人」が価値が高くその他の作品も買取価格はつきますが、査定額に大きく差がつきます。

2. 保存状態により同じ作品であっても価格が変動します。特に制作年代が古い作品になりますと作品自体にダメージが見受けられるケースが御座います。人気作品になると100万以上の価値が御座いますので直接、作品を拝見させて頂き確実な査定をお出しさせて頂きます。

3. 浜田知明本人の直筆サインが書かれているか？

浜田知明作品を高く売るなら絵画専門の専門店にご依頼ください。

浜田知明作品を売却する際は、絵画買取専門えんやにお声がけください。浜田知明は、自身の作品に対し一切の妥協をしない事でも有名で年間を通して数点の発表しかしませんでした。一定数は出回っていますが、初期時代の作品の多くは浜田本人の手により破棄されており殆ど残っておりません。
作品自体が少ない事もあり鑑定には、確かな実績を持つ専門店に依頼するほかありません。絵画買取えんやでは、今までに浜田知明作品を扱ってきておりますのでご案心してご依頼頂けますと幸いです。

浜田知明作品をご売却頂いたお客様のお声

小さな頃から家に絵が飾ってあったので、絵は日常の一部でした。今では、誰も住んでいない実家を処分することになり、少し残念ですが、浜田知明さんの作品を手離すことにしました。予想外にいいお値段だったのでびっくりでした。

（４０代　男性）

父が残した絵がありますが、全く知識の無い私にはこれにどのような評価があるのかが全くわかりません。
でも父が気に入って買い求めた品だし、簡単に捨てるのもどうかと思いネットで絵画の買い取りをしているところを探し電話させてもらいました。全くわからない私にも丁寧に説明して頂き、画像のやりとりをした後に実家まできていただき買い取りをして頂けました。

（４０代　男性）

若い頃から記念日に絵画を購入して点数が増えました。百貨店の担当の方が私の絵画好きをわかっていて、お気に入りが増えました。老後を考え、今より狭いマンションへ転居することになり、持ち物を減らすことになりました。どうしても壁面も減ってしまうので、絵画は数点残してあとは買取してもらいました。
手元に残すものも悩みましたが、査定額からその場で浜田知明の絵を売却する事に決めました。引越しも楽になり、引越し費用の足しになります。

（６０代　男性）

浜田知明作品の査定買取時に頂くご質問

浜田知明の絵画の価値はあがっているのでしょうか？: 浜田知明の絵画は国際的にコレクターの間で人気が上がっており今後も価格上昇が期待できる絵画です。
価格上昇が期待できるのは代表作にもなっている作品などです。図柄や技法によっても評価が変わってきますので、専門家に問い合わせする事をおすすめいたします。

浜田知明のブロンズ像を売却するにあたり必要な書類などありますか？: 浜田知明の作品に関して、公的な鑑定機関など御座いませんので直接、お持ちの作品を拝見させて頂き査定させて頂きます。買取価格にご納得頂いた場合、その場で現金にて買取させて頂きます。その際に、ご本人様確認のために身分証のご提示をお願い致します。

売却後のクーリングオフ制度は使えますか？: 勿論、クーリングオフ制度の対応は可能で御座いますのでご安心下さいませ。その際は、成立後8日以内に書面にてお申しつけ下さいませ。

買取された浜田知明のブロンズ像はどういう形で販売されるのですか？: えんやで買取させて頂いた浜田知明のブロンズ像は店頭での販売や画廊が集まる交換会、会員制のオークションなど様々なルートを通じて流通させて頂きます。浜田知明のブロンズ像のみならず、人気図柄の版画を是非コレクションしたいという希望のある方を探しております。

出張買取の流れ

お問い合わせ・訪問日調整

お電話・メール・LINEにてお問い合わせをいただき、専門の担当者がご相談内容をお伺いし出張査定の日程を決めさせていただきます。

ご訪問

事前に、お客様と調整いたしました日程と場所に鑑定士がお伺いさせていただきます。

お品物の査定

軒先・玄関先などにて、ご要望のお品を直接拝見し査定金額をお伝えさせていただきます。

査定金額にご納得をいただきましたら、お支払いいたします。

査定金額にご納得をいただけましたら、即現金にてその場でお支払いいたします。

また、お振込をご希望の際には翌営業日にお振込みさせていただきます。

※出張料やその他費用は、いかなる場合であってもいただきません。

充実の買取項目

骨董・古美術えんやでは、浜田知明をはじめとする絵画ジャンル以外にも幅広い美術品の取り扱いを行っております。記載のない美術品でも買取可能ですので、ご相談くださいませ。

買取対応エリア

絵画買取えんやは、浜田知明作品を日本全国対象に出張買取させて頂きます。

北海道・東北	北海道青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県
関東	東京都神奈川県埼玉県千葉県茨城県山梨県群馬県栃木県
信越・北陸	新潟県長野県富山県石川県福井県
東海	愛知県岐阜県静岡県三重県
近畿	大阪府兵庫県京都府滋賀県奈良県和歌山県
中国	鳥取県島根県岡山県広島県山口県
四国	徳島県香川県愛媛県高知県
九州・沖縄	福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県