清宮質文の価値と相場を知るなら古美術骨董専門買取えんやグループへ

清宮質文（せいみやなおぶみ）は1950年代〜90年代に活動していた版画作家の一人です。洋画家「清宮彬　せいみやひとし」を父にもち幼少期のころより、浮世絵の技術や知識を自然に身につけていきました。木版画家として残した清宮ですが、木版画以外にもモノタイプ技法を用いた版画・ガラス絵・水彩による作品も制作しています。

清宮質文の作風は、木版凹技法と浮世絵などに使われる凸版技法を掛け合わせた「特徴的摺り」を元に制作された作品で唯一無二ではないでしょうか？その他に、ガラス絵は、知る範囲でも200点以上制作していたと思われます。技法・種類・人気柄にもよって相場感は変わりますが数万円～数十万として相場は推移しています。

古美術骨董えんやは全国に70拠点以上の買取ネットワークを持ち、全国どこへでも出張でお伺いさせていただき買取致します。また、LINEやメールでの簡易査定も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

清宮質文の買取は絵画買取えんやにお任せください。

鑑定人	遠藤大祐
出身高校	法政二高 [ 野球部OB ]
出身大学	法政大学社会学部
趣味	歴史の勉強及びゴルフ
特技	鑑定及び野球・囲碁
加盟団体	東京商工会会員／東京美術倶楽部桃李会会員／東京美術倶楽部親和会会員／全国美術商連合会会員／東京美術倶楽部桃椀会会員／東京美術倶楽部笹塚会

木版画の詩人【清宮質文】

清宮質文の作品は、「無限感」「悲しみ」「郷愁」と言った主題を題材にした作品を生涯一貫して描いた作家です。版画の複数性が主流だった時代に、色や摺り方・版そのものを変えるなど一点一点の完成度を意識した作品制作をしています。
したがって、清宮質文が描いた作品は他の絵画作家に比べ寡作である事で知られています。又、浮世絵の伝統木版画同様の巧みな技法と職人技が光る精緻な木版画は、技術力の高さが窺えます。

清宮質文の略歴

大正6年	清宮彬は東京府豊多摩郡に生まれる。
昭和10年	同舟舎絵画研究所に入所し、駒井哲郎と出会う。
昭和29年	第31回春陽会展に「巫女」で初入選。
昭和31年	春陽会準会員となる。
昭和32年	春陽会会員となる。
昭和33年	東京のサヱグサ画廊で初個展を開催。
昭和35年	東京の南天子画廊で個展を開始。
昭和37年	第3回東京国際版画ビエンナーレ展に「枯葉」「蝶(ある空間)」を招待出品。
昭和48年	10回リュブリアナ国際版画ビエンナーレに「暗い夕日」を出品。
昭和49年	後の春陽会展に「告別」を出品。
昭和52年	陽会を退会し、無所属となる。
昭和61年	『清宮質文作品集』が南天子画廊より刊行される。
平成3年	彬の追悼展が南天子画廊で行われる。

鑑定人が教える清宮質文の作品価値と相場

清宮質文は版画家であって版画家ではないと私は考えています。清宮質文は1点1点に版への色調を変えて制作していました。と言うことは、版を起こしていますが1点1点色合いが異なっておりオリジナルに出来上がっているのです。したがって版画家ではないと私は考えています。清宮自身も自分は詩人であると語っています。
また、清宮質文は極端な場合、1枚しか刷らない時もあり、複数枚作っても数点という制作技法でしたので、多くの版画家と異なり作品数が多くありません。私自身も清宮質文の作品は数点のみのお取り扱いしかございません。それゆえもっともっと清宮質文の「詩」に出会いたいのです。
お手持ちの清宮質文作品をご売却の際は絵画買取えんやまでご相談ください。私、代表の遠藤がご対応させていただきます。

清宮質文作品の査定ポイント

1. 清宮質文の場合は、制作時期・作風は？絵のサイズや作者の直筆サインの有無
2. 木版画・ガラス絵・水彩など表現方法を変えた作品がありますが、清宮質文作品においては評価の違いは大きくありません。
3. 絵画作品は長期保存している場合、経年劣化・損傷の有無を確認させて頂きます。
保管している中で、高温多湿のお部屋などで保管されているとシミ・ヤケが見受けられます。その場合、評価額が下がってしまいます。

清宮質文作品を高く売るなら絵画専門の専門店にご依頼ください。

清宮質文は寡作である為に、世に出回っている作品数も少なく一部の蒐集家や若いころにたまたま購入したなど所有している方も多くはありません。
この様な作家の作品は、専門店でないと正しい価値を見出せません。ご家族・知人や作家本人とゆかりのある方で、お手元に清宮質文の木版画・ガラス絵をお持ちでしたら是非、当店にご連絡下さいませ。

清宮質文作品をご売却頂いたお客様のお声

家族が亡くなり、遺品整理をしていたところ、趣味で集めていた絵画の中に清宮質文のサインが入っている品物があり、ネットで調べて査定を依頼したいと思っていましたが以前友人が骨董屋に来てもらったときに怖い思いをしたと聞いたので、ホームページに顔が載せてある御社には安心感を持ち、査定をお願いしました。この作家の買取経験もありとても満足でした。

（６０代　男性）

ネットで調べてお願いしました。最初から最後まで親切にしてもらえてよかった。

（４０代　男性）

知人から紹介されて、こちらにお願いしました。女性の方が対応してくださり、安心してじっくり話ができました。こちらの状況を考えて買取をしてくださり、親切に対応していただきました。

（７０代　女性）

清宮質文作品の査定買取時に頂くご質問

清宮質文の査定価格はどのようにして決まるのですか？: 作品や制作時期・技法などにより相場は異なります。基本的には、作品ごとによる業界相場と状態により決まります。又、弊社の場合は相場に独自販売ルートを持っておりますので同業他社様より査定額が高くなる傾向にあります。

お電話のみで査定して頂けますか？: お電話のみでも、概算は出せますが正確な買取金額はお出しできませんので、出張査定をお願いしております。又、同業様からもお問合せを頂く事がありますが、全てお断りしております。

1点のみでも大丈夫ですか？住まいは遠方です。: 現在、清宮質文作品の強化買取をおこなっておりますので、1点のみでもお伺いさせて頂きます。北は北海道〜南は沖縄まで土日問わず出張可能です。

清宮質文の絵を買い取って頂く際に、用意するものはありますか？: 清宮質文には、鑑定書などは御座いませんのでお見せ頂いた作品の査定額に納得頂きましたら、現金にてお支払いさせて頂きます。その際に、身分証明書をご提示いただきますのでご用意をお願い致します。

出張買取の流れ

お問い合わせ・訪問日調整

お電話・メール・LINEにてお問い合わせをいただき、専門の担当者がご相談内容をお伺いし出張査定の日程を決めさせていただきます。

ご訪問

事前に、お客様と調整いたしました日程と場所に鑑定士がお伺いさせていただきます。

お品物の査定

軒先・玄関先などにて、ご要望のお品を直接拝見し査定金額をお伝えさせていただきます。

査定金額にご納得をいただきましたら、お支払いいたします。

査定金額にご納得をいただけましたら、即現金にてその場でお支払いいたします。

また、お振込をご希望の際には翌営業日にお振込みさせていただきます。

※出張料やその他費用は、いかなる場合であってもいただきません。

充実の買取項目

骨董・古美術えんやでは、清宮質文をはじめとする絵画ジャンル以外にも幅広い美術品の取り扱いを行っております。記載のない美術品でも買取可能ですので、ご相談くださいませ。

買取対応エリア

絵画買取えんやは、清宮質文作品を日本全国対象に出張買取させて頂きます。

北海道・東北	北海道青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県
関東	東京都神奈川県埼玉県千葉県茨城県山梨県群馬県栃木県
信越・北陸	新潟県長野県富山県石川県福井県
東海	愛知県岐阜県静岡県三重県
近畿	大阪府兵庫県京都府滋賀県奈良県和歌山県
中国	鳥取県島根県岡山県広島県山口県
四国	徳島県香川県愛媛県高知県
九州・沖縄	福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県