吉原 治良の価値と相場を知るなら古美術骨董専門買取えんやグループへ

吉原治良の略歴

吉原治良の査定ポイント

吉原治良作品のご売却をお考えのお客様へ、当社が査定時に重視するポイントをお伝えいたします。

まず、最も重要なのは作品の真贋確認です。吉原治良はシンプルな抽象表現が特徴のため、贋作も流通しやすい作家です。そのため、直筆サインや公式鑑定書、保証書、さらにはオリジナルの箱や黄袋など付属品の有無は、査定額に大きく影響いたします。次に、作品のモチーフやシリーズも評価の鍵となります。

特に「円」を主題としたシリーズは吉原治良の代表作として市場で高い人気と希少性を誇り、高額査定の対象となります。また、直筆の油彩やキャンバス作品は流通数が少なく、希少価値が高いため、版画やリトグラフなどの複製作品よりも高く評価いたします。

その他に、保存状態も査定の大きなポイントです。キャンバスや紙の劣化、退色、破損、額装の状態、付属品の保存状況など、細部まで丁寧に確認いたします。さらに、過去の展覧会への出品歴や美術館への収蔵歴がある作品は、市場での評価が高く、査定額にプラスとなります。

吉原治良作品は美術館収蔵が多く、市場での流通数が限られているため、希少性が高くなっています。近年の現代美術市場の活況も相まって、相場は上昇傾向にあります。

当社では、これらすべての要素を総合的に判断し、専門知識と最新の市場データをもとに、適正かつご満足いただける査定額をご提示いたします。

吉原治良を売却する場合の鑑定機関と鑑定書

吉原治良の作品を売却する際、正規鑑定機関にて発行される鑑定書が非常に重要な役割を果たします。

吉原治良はシンプルな抽象表現が特徴であり、贋作も市場に出回りやすいため、信頼できる鑑定機関による真贋判定が不可欠です。現在、吉原治良作品の公式な鑑定機関として認められているのは「日本洋画商協同組合鑑定登録委員会」です。

この委員会は東京都中央区銀座に所在し、美術市場で広く認知された権威ある機関です。鑑定を依頼する際は、事前に必要書類や作品画像などを準備し、委員会の指示に従って手続きを進めていきます。

鑑定が完了すると、正式な鑑定書が発行されます。この鑑定書は、作品が本物であることを証明する唯一の公的な書類であり、売却時の価格や取引の安全性を大きく左右します。

特に高額取引となる油彩画や代表的な「円」シリーズなどは、鑑定書の有無が査定額に直結します。日本洋画商協同組合鑑定登録委員会による鑑定書は、専門業者への売却時に必要になります。吉原治良作品を売却する際には必ず取得しておくことをおすすめします。