楽吉佐衛門は、当代で十五代(1949年生まれ、1980年襲名)である。楽焼は千利休の命により初代長次郎によって茶の湯の為の茶碗作りとして始められ た。「楽」の字は当時豊臣秀吉の住まいであった聚楽第の「楽」の字から付けられた。轆轤を使わず手捏で作る手びねり造形であり、黄土を化粧掛けした赤楽、 加茂の黒石を用いた黒焼などが伝統である。二代常慶より三代道入を除いて代々吉佐衛門を名乗ってきた。また道入以降、隠居又は没後に「入」の入道号を千家 より贈られている。工房は上京区油小路一条下りにあり楽美術館が併設されている。
楽吉左衛門ギャラリー
茶道具
- 表千家(おもてせんけ)
- 表千家12代 惺斎宗匠
- 川瀬満之
- 小堀遠州
- 茶均
- 表千家家元13代 即中斎宗匠
- 表千家14代 而妙斎宗匠
- 表千家 堀内宗完
- 裏千家(うらせんけ)
- 裏千家14世 淡々斎宗匠
- 裏千家15世 鵬雲斎宗匠
- 大樋年郎
- 土田友湖(つちだゆうこ)
- 楽吉左衛門
- 人間国宝 清水卯一
- 大樋長左衛門
- 田原陶兵衛
- 高内秀剛(たかうちしゅうごう)
- 宮崎寒雉(みやざきかんち)
- 武者小路千家
- 千家十職 黒田正玄(くろだしょうげん)
- 千家十職 駒沢利斎(こまざわりさい)
- 水差
- 中川浄益(なかがわじょうえき)
- 千家十職 中村宗哲(なかむらそうてつ)
- 小川長楽
- 千家十職 奥村吉兵衛(おくむらきちべえ)
- 千家十職 大西清右衛門
- 千家十職 永楽善五郎(えいらくぜんごろう)
- 茶碗
- 茶釜宗匠の書付もの
- 藤原楽山
- 人間国宝 濱田庄司
- 千家十職 飛来一閑(ひきいっかん)
- 鵬雲斎(ほううんさい)
- 井口海仙(いぐち かいせん)
- 河井寛次郎
- 十五代 坂高麗左衛門